育児

子供に伝わらないママの3大ワード★③

ついつい言っちゃいがちだけど、その中身が子どもにはうまく伝わっていない言葉のその1は「ちゃんと」でした。
その2は「いいかげんにしなさい」
では、その3は?



3番目に持ってきましたけど、じつはママたちパパたちはこれを一番たくさん言ってると思います。



子どもがよそ見をしていてジュースをこぼす!
なんで見てないのよ!」



子どもがいつもより靴を履くのに手間取る。
なんで早くしないの!」



何度言ってもドアをバタンと閉める。
なんで何度も同じこと言わせるの!?」



一日に何回くらい子どもに「なんで…!」って言ってるでしょうね?



「なんで」は英語でいえば「why?」
何故なのかという理由を聞く疑問詞です。
でも、ママたちが「なんで?」を発するときに、理由を聞こうと思っていることはほとんどないように思います。
子どもを責めるときに使っていませんか?



これをママが発し続けると、本当に理由が聞きたいときや純粋な質問の時に子どもは「責められている」と感じて、真実を口にしなくなってしまいます。



私の勤める園では園児がいけない行動をした時でも、まず叱らずに状況を聞くようにしています。
何があったのか、どうなったのか、どうしてそうしてしまったのか・・・時間をかけて子どもに聞きます。
入園したての頃の園児は、このやり方に少し戸惑うようです。
「どうしてそうなっちゃたのかな?」という教師の言葉に、すぐさま「ごめんなさい!ごめんなさい!」と答える子どもも少なくありません。
先生が、「あやまることも求めているのではなくて状況を聞きたいのだ」ということがわかってくると、少しずつ自分の言葉でその時起こったことや自分の気持ちを伝えられるようになってくるのですが、「どうして」「なんで」に条件反射のように「ごめんなさい」と答えてくる背景には、おうちでのパパやママの「どうして」「なんで」の使い方にすこし問題があるのかな?と思わされます。



「どうして」「なんで」を乱用しないように少し気を付けていただけたらと思います。





さて、今回で3大ワードが出そろいましたが、
この3つをすべて使った一番伝わらない言葉を作ってみましょう。



「なんでちゃんとしないの!?いいかげんにしてよ!」=最強伝わらなワード!(笑)



子どもに伝えるってとても時間や手間がかかります。
でも、今ここでしっかり伝えることで、このあとの子育ての難しさが変わってきます。
しんどいですが、「伝わる」言葉・方法を探りながら子どもに接していけますように。



応援しています♪

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子供に伝わらないママの3大ワード②

ついつい言っちゃうけど、子どもには中身が伝わっていない言葉、その①は「ちゃんとして」でしたね。

今日はその②です。

スーパーで買い物中の親子。
推定3歳と5歳の男の子の兄弟。
売り場を走り回り騒ぎまくる兄と弟に対してママが叫んだのは・・・
「いいかげんにしなさいっ!!」

いい加減ってどんな加減ですか~???
「いい加減」ってほんとは、「その度合いがちょうどよく理想的なこと」なはずですが、どうもそういう意味でつかわれることは全くと言っていいほどないですね。

いいかげんにしろ=やめろ
っていうのが直訳としては一番近いですかね?
ここまでは我慢してやったけど、これ以上は許せないよ、という意味が含まれているのでしょう。

子どもにとってそもそも「良い加減」というのがどのくらいかは具体的に伝えなければわかりませんし、これ以上許せないならどこまでが許せるのか、本当ならどういう行動をとってほしいのか、これも具体的に伝えなければ理解できないのではないでしょうか。

「いいかげんにしなさい」の連発は、右から左へ受け流す練習に最適なワードとなり、親の言うことに真剣に耳を傾ける態度を養うのには不適切な言葉です。

危険なことをスパッとやめさせるなどの緊急事態に発令することばとしてとっておき、むやみに使わないように心がけたいものです。


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わが子のいいとこ、いくつ言える?★子どもは「虹」

突然ですが、お子さんの「いいところ」「わるいところ」を言えますか?
同じ数だけね!

「わるいところ」はいくらでもあげられるけど、「いいところ」はねぇ…(+_+)

子どもを肯定的に育てるためには、「いいところ」をちゃんと見てあげたいですね。

「いいところ」が浮かばない場合は、「当たり前だけど」をキーワードに考えてみましょう。
「あたりまえだけど、3食ちゃんと食べる」
「あたりまえだけど、おはようって言える」
「あたりまえだけど、朝起きて学校に行く」

あなたにとっては当たり前すぎて「いいところ」って言えるの?と思うかもしれませんが、それができずに悩んでいるほかのママさんもいるのです。

子どものいいところは、実は、子どもと一体化してしまって子どもを尊重できていないとなかなか見えてこないものなのです。

子どもを一人の人間として、自分とは別の人格としてとらえられてこそ、いいところが見えてきます。

「虹」みたいです。
虹って、その中にいるときにはその七色の美しさは見えません。
離れて見るからこそ、その輝きとアーチの美しさがくっきりと見えるのです。

太陽の光は普通は一つの色にしか見えませんが、屈折を通して朝焼けの赤や夕映えの紫が見える瞬間があります。
親として教師として私たちは、その瞬間を見逃さないように子どもたちを見守っていきたいですね。

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発達障害とまちがわれやすい「愛着障害」

発達障害とは先天的な様々な要因によって主に乳児期から幼児期にかけてその特性が現れ始める発達遅延のことです。

代表的なものに
*アスペルガー症候群
*ADHD(注意欠陥多動性障害)
*自閉症
*学習障害
などがあります。

一方、愛着障害というのは幼少期に母親や養育する人から虐待を受けたり、ネグレクト(育児放棄)などで甘えたい時に甘えられない、頼りたいのに頼れないという状態が続いたことにより問題行動があらわれるこころの病で、後天的なものです。

愛着障害の症状

どんな症状が現れるかというと、

【初期】スキンシップを嫌がる
    怒りを抑えられなくなり、かんしゃくを起こす
    親にはそっけない態度をとるのに、全く知らない人に対してはやたらと愛情を示す
    悪いことをしても反省しないそぶりを見せる
    反抗的、挑戦的になる
    攻撃的
    感情が抑えられない
    注意力が維持できずすぐ気が散る
    欲求不満をすぐ爆発させたりする・・・など
【進んだ症状】
抑制型愛着障害と脱抑制型愛着障害の二つに分かれてくることがあります。

抑制型は人との関わりを避ける傾向にあり、感情を抑えこんでしまう症状です。
おどおどしたり、猜疑的になったり、人を信じられなかったりします。

脱抑制型は、親よりも全然関係のない他人の方が好きだというような行動を取ったり、言ったりしてしまいます。初めて会った人であってもなれなれしく近づきますが、期待した愛情反応が返ってこないと逆切れしたり、愛情を強要したりします。

発達障害と愛着障害は時として似たような症状が現れるので間違われやすいようです。
きちんとした診断は医師によらなければ出すことはできません。

愛情不足の中身は・・・

「愛着障害」は「愛情不足」から起こるものといえますが、「愛情不足」の中身はさまざまですね。

虐待やネグレクトのほか、気まぐれな子育て(親の都合で可愛がったり、無視したりする)、両親の離婚、養育者の病気(肉体的or精神的)、子ども自身の入院生活、里子に出される・・・etc
そしてまた、親の愛情が十分に伝わらないという場合も愛情不足になるときがあります。

近代の文学者と呼ばれる人の多くは「愛着障害」を持っていたとも言われます。
自己への徹底的なこだわりを持つ場合と、自己を超越しようとする場合があり、それが創作への原動力となっていると考えられるからです。
そしてまた、「愛着障害」を克服できた人間は人をいやし助ける力を持つことができるともいわれます。
(参考:「愛着障害~子ども時代を引きずる人々」岡田 尊司 著)

愛着障害の克服

克服できずに終わってしまうと、人間関係がうまくいかずに二次障害が生まれることもあります。
(二次障害とは、初めの障害を放置したために新たに起こる障害のこと、あるいは初めの障害がさらに悪く発展してしまう状態のこと)

放置されたままの状態か、克服できたかでその人の人生は180度変わってしまいます。
私・こずゑ先生は機能不全家庭に育ち「愛着障害」がありましたが、それを乗り越えることができました(と思っています)。
自分は「愛着障害」だったなと思う方、今からでも遅くはありませんよ。
また、自分のお子さんが「愛着障害」だと疑った方も、まだ大丈夫です。

次回は 愛着障害のからくりについて書きますね!

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禁止・命令の言葉★その3

クリスマスおめでとうございます!xmas

めぐみ幼児園では冬休みが始まりましたよ。

一日中子どもといっしょにいると、言わなくてもいいことまでついつい言ってしまいがち。

子どもの言動がやたらと目について、イライラしてしまうことangryも多いかもしれませんが、せっかくの年末年始、気持ちよく家族で過ごしたいものですね。

「禁止・命令の言葉を少なくシリーズ」の3回目です。

ふたたび、わたくしこずえ先生のブログより紹介いたします。↓

http://ameblo.jp/jamjemjom/entry-11728627496.html

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禁止命令の言葉☆その2

前回の追加記事 です。

http://ameblo.jp/jamjemjom/entry-11697040634.html

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子育てヒント★禁止・命令の言葉を少なく

こずゑ先生のブログより

今回は「子育てヒント★禁止・命令の言葉を少なくするアイディア」です。

バウンダリーについても少しふれました。

こちらをご覧ください↓

http://ameblo.jp/jamjemjom/entry-11691056256.html

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バウンダリー★人間関係への影響

今日もまた、わたくし・こずゑ先生のブログから「バウンダリー」について転載いたします。

興味を持ってくださる方がたくさんいらっしゃるので、少しずつお話ししていけたらと思います。

http://ameblo.jp/jamjemjom/entry-11664114384.html

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幼児のアンガーマネジメント

めぐみ幼児園の子どもたちにアンガーマネジメントのテクニックを少しずつ教えています。

アンガーマネジメントとは怒りやイライラを自分でコントロールしていく心理技術。

毎回10分程度で、まず始めに怒りの性質や種類などのお話をしました。

怒りは火事のようなもので、自分にも周りにも損害が及ぶこと。 火を消す方法、小さくする方法、火事を起こさない方法、もらい火をしない方法などがあること。

具体的なテクニックとして、数を数えることや深呼吸をすることなどを教えましたが、中でも、胸に手を当てて肩をトントンたたく方法は子どもたちにはやりやすかったようで、保育中のトラブル発生時にたくさん実践していました。

怒っている友達に対して、「火事になっちゃうよ!ほら、吸って、吐いて」という場面も見られたり。

お家の方からも、弟に嫌なことされた時トントンやってました、とのご報告も。

怒りのマネジメントを完ぺきにできるようになるのには時間がかかるとは思いますが、スタートは自分の怒りを客観視することから。

そのためには、怒った瞬間の自分を意識する必要があります。

幼児のうちにこのスタートラインに立てたことは大きな意味があると思います。 1381710676635.jpg 1381710682298.jpg

これからも少しずつ教えていきたいと思います。

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バウンダリー★心の境界線

今日は わたくしこずえ先生のブログより転載いたします。

最近、考えてること。
バウンダリーの問題。

バウンダリーとは「他者との心の境界線」のことで、自分と他人を区別するライン。
どこまでが自分の責任で、どこからが余計なお世話かってことです。

これがきちんとしていないと、人間関係でうまくいかなかったり、自分がイライラしたり、子育てでは子どもに悪影響が出たり、共依存症に発展したりします。

他人が落としたゴミを拾って歩いてへとへとに疲れたり、そのせいで私ばっかり大変!と文句を言ったりするのはバウンダリーがうまく築けていないということです。
(私も、以前はバウンダリーのあいまいな人でした。今もかもしれないけど、昔よりまし(笑))

バウンダリーを作ることによって、健康的な人間関係が築け、また自分の精神衛生上もとてもいいのです。

1.何かを頼まれると、断りたくても断れないことが多い

2.誰でもすぐ信じてしまう

3.家族や身近な人の機嫌が悪いと、自分が悪いような、又はどうにかしてあげないといけない様な気がしてしまう

4.家族や身近な人が辛い目に遭っていると自分も悩んだり落ち込んでしまうことが多い

5.何でもすぐ人に話してしまう

6.相手に何かをしてあげる時、その見返りを求めてしまうことが多い

7.人に何かを頼むことに抵抗を感じる方だ

8.口に出して言わなくても、相手に察してもらえることを期待してしまう
9.相手や周りに対して「~しなければならない」という義務感で行動してしまうことが多い
10.些細なことでも注意を受けるとショックを受け、自分は価値のない人間だと思ってしまう

など思い当たることはありませんか?

私は、新聞屋さんの勧誘はとても悪くて断れなかったし、だんなちゃんの機嫌が悪いと「何か私、悪いことしちゃったのかしら・・・オロオロ」と思っちゃうタイプだったもの。

人はそれぞれ負わなければならない責任というものがあります。
子どもでも大人でも。
その個人の責任を代わりに負おうとしてしまうのは越権行為です。

思いやりや気遣いと区別しにくいところもあるので、わかりにくいんですね。
幼児や未成年の場合は、親が配慮したり援助したりしなければならない部分が多いのですが、発達段階や年齢に応じたバウンダリーを築いていかないと、成人しても自立できない人になってしまいます。

この間 24歳の娘とこの話をしていて、思いがけず娘からお褒めの言葉をもらいました。
「お母さんは、バウンダリーがちゃんとしてるよね。
私が会社遅刻しそうになって駅まで車で送ってくれる?って聞いても、無理なときは無理って言ってくれるし、大丈夫なときは送ってくれるし。時間ないのに無理して送って不機嫌になったり文句言ったりしないもんね。だからこっちも、ものが頼みやすい。」


以前は違ったんですよ。
断ればいいことを断れずにやってしまって、自分が困ってしまったりイライラしたりしてたんです。
あるいは頼まれたことで、「こっちは忙しいんだよ!」と怒ってみたり。
忙しくてできないなら、怒らないでただそう伝えればいいだけなのにね。

バウンダリーがきちんとしていない人は、怒りやすくなるんじゃないかな~。
バウンダリーの構築は、アンガ―マネジメントに役だつものですね。

日本人は特に「気遣い」が美徳とされているので、バウンダリーがしっかりしていると「冷たい」という印象を受けるかもしれません。
でも、バウンダリーは愛の境界線だと私は思います。

バウンダリーは自分が意識することである程度、構築することができます。
生い立ちや環境によってたやすいか難しいか、時間がかかるかすぐできるか、は違いますが、健全な親子関係・人間関係のためにちょっと立ち止まって考えてみてはいかがでしょう?


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